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中文導報 掲載記事のご紹介

以前に当社営業の鈴木が担当させていただきましたお客様が、当時の「お墓探し」のエピソードを週刊「中文導報」に投稿してくださいました。

 

「中文導報」は、日本で最大の発行部数を誇る週刊総合中国語新聞です。
毎週木曜日に発行され、在日中国人の方の立場で「日中関係」「中国人社会」に焦点をあてて制作された中国語新聞です。

 

少々長文となりますが、記事全文を下記に翻訳させていただきます。

日本人が忘れかけている、お墓を建てるという本質が中国の方の記事により改めて知らされたと感じます。

 

【2017年4月6日発行紙面に掲載された記事】

 

(一部誤訳等がございましたら申し訳なく存じます、ご容赦ください)

 

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お墓探しのエピソード

 

霊園・墓地、頭の中では暗い・凄惨・静寂なイメージがあります。

今はこんなに早く墓地と関わりを持つとは夢にも思いませんでした。

人は年老いたら病気をし、死んでいくことは当たり前のことです。

 

2014年2月、私たちの平穏な生活には青天霹靂の出来事でした。

旦那さんに癌が見つかり、お医者様からは長くて半年と余命宣告されました。

その後2年くらいは病魔と闘いましたが、2016年1月残念ながらこの世を去って行きました。

 

旦那さんの遺言では海への散骨を求めていました。

葬儀にお金がかからないからです。

これ以上迷惑をかけたくない、生前の旦那さんの優しさ・夫婦の愛情、私たちのためにそういうことを考えているのだと理解しました。

散骨は確かに費用が安いし、一度苦労すれば楽ができる、しかし思い出に寄り添うことができない。

旦那さんを懐かしむ具体的な場所もない。

将来娘が結婚したり、孫が生まれたりと大事なとき、どこで旦那さんに報告すればいいのか、どこかの海岸で語りかけることもできない。見た目はかっこいいかもしれないが、心の中では何かが足りない。

なおかつ、旦那さんのお姉さんたちも散骨に反対しています。

私は何度となく考え、旦那さんの「海へ散骨する」という遺言を破りました。

したがって、私は墓地探しを開始しました。

旦那さんにとって一番いい場所を見つけるため、初めに都内の霊園・墓地を探すことにしました。

言うのは簡単だがやるのは難しい。

東京で有名な増上寺や青山霊園を紹介してもらいましたが、もちろんこの二つの場所は東京の中でも一等地にあり、価格も驚くほど高い。これでは嘆き悲しみ死ぬこともできない。

周辺の場所もたくさん見学しました。しかし、寂しく怖い場所が多く、自分自身が全く納得することができなかった。

私の理想的なお墓を見つけることはまだ遠いと感じました。

 

ある日、偶然友人に出会いました。

友人もまた旦那さんを亡くし、同じような状況で心の痛みを共有しました。

その友人が神奈川県相模原市にある「紅葉亭」を紹介してくれました。

「紅葉亭」は墓地の寂しさ・怖さが全然ないと彼女は言いました。そのため私も見学することを決め、その後担当の鈴木さん(当社営業)に連絡をとり、早く「紅葉亭」に行きたいと考えました。

休日・彼岸・お盆・正月の期間、小田急相模原駅から無料のバスが出ています。

霊園は郊外にあり、入り口には「紅葉亭」と大きく書かれた石碑と案内図があります。

霊園の中には多くの紅葉があり秋には紅葉します。これが紅葉亭と言われる所以です。

霊園の入口からは石が敷き詰められた参道が通ってます。

鈴木さん曰く、この石は天安門の石とのことでした。

北京で立て直しを行う際、本来であればゴミとして処分されるものを、霊園の関係者が貴重なものであるとして買い求めました。

その後、船で輸送し霊園の入口から設置されました。

そして綺麗な風景となっています。私は中国と縁があると感じ、この霊園が気になっておりました。

この参道を歩くと、赤い柱と緑のレンガが使われた管理事務所があります、参道の石とよく合っています。

中には休憩所があり、向かいには枯山水の庭園が見えます。細かな砂・まちまちに置かれた岩・強く生えた松、とても静かでリラックスし落ち着ける場所でした。

お茶を飲んでから、鈴木さんは一つずつ説明してくれました。

春は椿や桜、夏は緑の竹、秋には紅葉と黄色い花、冬には白い霜と梅、四季がはっきりとしていて景色がとても綺麗ですと。

綺麗に整理された墓域を通り、石の通路を進むと、日本的な山門があります。

山門の前後には水琴窟と石のベンチがあり、たいそう凝っています。

山門を入ると新たな風景が目に入ってきます。なぜかと言うと、ここはお墓の列に余裕があり、他の墓地と比べると混み合っておらず見晴らしがいい、そして静かである。墓域の右手には小さな庭があり、秋にはとても紅葉が綺麗だと鈴木さんが言いました。

庭の中には小さな花畑があり、隣には石のテーブルとベンチ・観音像・石碑があります。

とても静かで、裏庭にある花畑のようです。 花畑を抜けると庭園があり、庭園には四季ごとに変わる桜・椿・芦・紅葉・松、小さな滝、相模原市の形に合わせ作られた池、池の中には錦鯉が悠々と泳いでいます。

池の上には石橋がかかり、桃と梅がいい景色を作っています。

園の中には石塔・静かな小道・参拝者が食事できる「数奇屋」があります。

聞いたところによると、この庭園は人気ドラマの撮影にも使われたそうです。

 

以前に見た墓地と比べ、ここの環境に対し私は大変気になりました。

旦那さんは庭園の美しい景色が好きでした。

旦那さんもこの景色を見たら満足するでしょう。

したがってすぐに写真を撮り、参考に国内の親戚に送りました。弟はその写真をみて「ここは天国のように素晴らしい」と評価しました。

私はすぐにこの墓地を旦那さんの墓地と決めました。

探して探してやっと魂を落ち着かせる場所を見つけました。

自分のためにも、旦那さんを懐かしみ、リラックスできる理想の郷が見つかりました。

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お墓探しをお手伝いさせていただいたお客様にこのようなことを言っていただけるのは、私たちにとっても最高の喜びです。

今後もお客様にご満足いただけるよう、心を込めて霊園のご案内をいたします。

 


ヘアーランドPassion

相模原市の「ヘアーランドpassion」さんにご協力をいただき
こがねや石材お取扱い霊園」のパンフレットBOXを
設置して頂くことになりました。

こがねや石材季刊誌「ゆかり野」・霊園パンフレット等を
必要な方、ご興味のある方はお気軽に
お立ち寄りくださいませ。
 
こがねや石材  担当 佐藤

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